07: 健康的に痩せたいなら、炭水化物を抜いてはいけない

 

■「〇〇ダイエット」には要注意!

巷にはいろいろなダイエット方法があふれています。
あなたも「○○ダイエット」と名のつくものに、
チャレンジしたことがありませんか?

 

TVや雑誌などで取り上げられると、
つい効果があると思って試してみたくなるものですよね。

 

「○○ダイエット」と言われるようなダイエット法の多くは、
ひとつのものばかり食べ続けたり、
逆に何かを完全にカットしてしまうというものがよく見られます。
このようなダイエット法では、栄養のバランスが崩れ、
結果的に免疫力も下がってしまうので、オススメできません。

 

なかでも、炭水化物を抜くダイエットは、とても危険です。
炭水化物の主成分である糖質は、脳や身体のエネルギー源。
生命を維持するために欠かせない存在です。
ですから炭水化物を極端に抜いてしまうと、集中力が低下したり、
疲れやすくなってしまうのです。

 

さらに困ったことに、いざ炭水化物をとりはじめると、
あっという間にリバウンドまっしぐらに…!
一度減量しても、痩せた身体をキープすることができません。

これでは残念すぎますよね…。

 

 

■一番避けたいのは「炭水化物抜き&動物性たんぱく質」の組み合わせ

もっと深刻なのは、炭水化物を極端に抜いて、
かわりにプロテインをとったり、
お肉を食べて動物性タンパク質をとるという方法です。

 

なぜ、避けたいかと言うと、
炭水化物を抜いて動物性のものを身体に入れていると、
血液が酸性に変わってしまうからです。

 

血液が酸性に変わると、腸内の悪玉菌がどんどん増えてしまいます。
進行すると、最悪の場合、大腸がんを招いてしまうことに…。
無視できない問題です。

 

じつは、いま女性がもっとも罹患しているがんが大腸がんです(※)。
少し前までは、大腸がんは男性に多い病だったのですが、
最近では女性にとっても珍しくない病気になってしまいました。
統計からも、男女問わず、
腸内環境によくない食習慣、生活習慣を
送っているのがうかがえます。

 

ダイエットに励むあまり、病気を招いてしまってはまったく意味がありませんね。
健康的に痩せたいなら、
腸内環境を整える食習慣、生活習慣をは不可欠。

 

そして、適度に炭水化物をとりながら、
サイズダウンさせるダイエット法で美しくなりましょう。

 

ジャングルGYMでは、健康的に美しく痩せるための食事指導も行っています。

 

(※)出典:国立がん研究センター がん情報サービス「日本の最新がん統計まとめ」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html